介護関係の仕事に就くための受験資格及び仕事内容

  

私が介護の資格を受験した理由

週に3日の塾通いを経て、やっとの思いで入った大学。けれど、自分が何になりたいのか、何を目指したいのかもわからないままに、あまり勉強もしなかった大学生活。それはとても楽しいものだったけれど、いったい私に何が残ったのだろう?将来など、それほど努力しなくてもどうにかなるものだと思っていた。

就職活動を経てやっと内定を取り付けたと思ったら、昨今の不況で内定取り消し。それから立て続けに30社ぐらい面接を受けたけれども、就職が出来ない。冗談じゃない。けれど自分を振り返ると、こういう時に、これこそが自分の専門というものが何もなかった。面接官からあなたは何ができるの?と聞かれて、何も答えられなかった。初めての挫折感だった。

それで、こんな私にでも出来て、社会から必要とされて、専門知識や技術が生かせるもの?を真剣に考えた。今後ますます高齢化社会を迎える日本にとって最も必要とされるのは、介護関連の専門家であることは容易に想像できた。だから、介護の専門家になる為にも、国家資格を取りたいと思った。

一口に介護関連の国家資格と言っても、社会福祉士、介護福祉士、作業療法士、理学療法士等沢山の種類があり、それぞれに受験資格や勉強の範囲が違うので、自分にあった資格を探す為にも、ネットで調べたり、資格取得資料を取り寄せたりしてよく研究した。

私は一般大学4年生を修了していたので、養成施設を一年修了し、国家試験の受験資格を取得した。福祉系大学を出ていなくても、方法は他にも多々あり、何でも最初から諦めず、まず調べることが大切だと実感した次第。今では、社会福祉士として、精神上、身体上に障害のある人たちの為に働き、社会貢献できるという生きがいとやりがいを感じる日々を送っている。また、大学の友達は、今でも就職先が見つからず日々の生活に不安を抱えながら生きている。それを考えると本当に介護の資格を取得して良かったと思う。これから就職活動を迎える人に是非アドバイスしたいのは、これからの社会では企業は頼れない。自分の力で未来を切り開いて自分のポジションを確保しなければいけないと思う。そのためには、日頃の努力を惜しまず是非資格を取得して(できれば介護関係の資格で社会貢献しよう!)雇用不安のない社会人生活を送って欲しいと思います。



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